この記事の目次
コンサルの基本を知り、常に「最初に相談される人」であれ
これは旦那が「相談されるプロの教科書」という帯のキャッチに惹かれて買ってきた本です。
コンサルタントにとって必要だと思う、十種類の能力、素質について、
著者の結論と体験談と具体的な実践方法(トレーニング)が10項目毎に書かれており、
各章の最後には、コンサルティングの歴史から未来を考えるパートが入るという流れで構成されています。
<十種類の能力、素質>
1,聞く力、2,献身力、3,先見力、4,突破力、5,巻き込み力
6,共創力、7,好奇心、8,歴史観、9,忘れる力、10,恋愛力
基本的な考え方や心構えなど、今からコンサルタントを目指す方には
例え話などもわかりやすく、読み進めやすい1冊だとおもいます。
歴史を知って、知恵をつけてほしいという想い
この本では兎にも角にも歴史から物事を学んでおく重要性について出てきます。
相手に対する接し方も含めて、事前準備の大切さを説いています。
私自身もここで紹介されている本を読んだことないものばかりだったので、
Amazonでぽちっとしました。
なぜ買おうと思ったかといえば、作者の言いたいことがしっかり伝わって、
腑に落ちたからだと思います。そういう説得力もある本です。
飽きた頃にキャッチなフレーズが飛び込んでくる
正直、コンサルタントという職種に携わったことがある人はすぐに読了できると思います。
旦那は10分たらずで3分の1読み終わりました。
私自身も聞き慣れた言葉もあり、ちょっと飽きながら坦々と読んで
「もういいかなー」と思ったころに「お!いい言葉だな」というものが飛び込んできました。
<良いと思ったフレーズ>
■献身力:常に「最初に相談される人」であれ
■共創力:「自分も前からそう思っていた」と思ってもらう
■好奇心:学び方を学び続ける
他にもありますが、各章に自分にしっくりくるフレーズが見つかるかもしれません、
銀座のママや京都の芸妓さんを目指す
銀座のママさんや京都の芸妓さんから学ぶことが多かったというお話が出てきます。
彼女たちは自分を常にマーケットの中でフレッシュに保つという自分を律する力が必要な職業だと思います。
コンサルもまさに同じだと著者は紹介しています。
銀座のママは来る前よりはなんとなく気持ちが軽くなって、出ていくことを目指す。
コンサルも問題はすべて解決してはいないけども、自分で何をすべきか分かるようになる。
個人と個人の信義を大事にしながら生きている部分も含めて、コンサルタントは彼女たちの姿勢から多くを学ぶのだと感じました。
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