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「税金なんて、できるものなら払いたくない!」 誰だってそう思うのは当然です。
でも、税金ってルールを知っている人にはやさしくて、ルールを知らない人には厳しいってことをご存知でしたか?ご存知のように、税法というのは「税金を取るためにつくられたルール」ですから、社長さんが何にもしないでいると、本当は払わなくていい税金まで、払うはめになってしまいます。
税法のルールで計算した利益、これを「所得金額」っていうんですが、これは会計上の利益とは一致しません。つまり、会社の実態をあらわしたものとはいえないんです。だって、税金を取るためのルールで計算したものなんですから。
この記事の目次
「節税」を気軽に学べる入門書
節税はとても利益に直結するインパクトがあるもの・・頭では理解していても勉強するには、少々取っつきにくい分野です。
節税に関しての多くの書籍は「ある程度の税金について知識がある」前提で話が進んでいきます。
この本を手に取った理由は「語り口調」と「節税のことが分からない社長が読んでいる」というスタンスに惹かれました。
設立当初からしっかり知識を身につけたいので、まずは入門編としてこちらを選びました。
知っているものだけが得をして、知らないものは損をする
節税の最大の特徴は「方法を知っているものだけが得をして、知らないものは損をする」ということです。
いずれお願いすることになる税理士に丸投げしちゃえばいいじゃないかと思っていましたが、
税理士さんは税金のプロですが、経営のプロではありません。
改正の多い税法と自社に関わるものなのかは、自分がアンテナを張っておく必要があります。
経営者であるなら理解しておかなければ致命傷になり得るのだなとこの本を通じて感じました。
売上アップ、コスト削減、節税の三本柱
会社に1円でも多くのお金を残すために「売上アップ」「コスト削減」は常に考えるものですが、
「節税」は知識がないと分からない、なんだかせせこましいイメージもありました。
しかし、節税は会社にとっての「伝家の宝刀なんだ!」と気づきました。
「面倒だから」ではなく「利益が上がった時のため」しっかり備えて磨いておくべきものだと。
また、節税は知識がないと「決算直前駆け込み相談」が非常に多いそうです。
決算日直前、決算日後でも行えるものも紹介されてましたが、
しっかりと月次データと業績見通しを持って日々の業務の中で行うべき節税方法をやっていくべきなんだと思いました。
法人税は「法人の課税所得=益金-損金」なので
①「損金扱いになる費用」がどれだけあるか
②「損金扱いにならない経費」の実態を掴む
というのが兎にも角にも節税の基本のようです。
売上に上乗せされて法人税を請求される点も多々あるので、注意しながら、
細かい控除内容はまた他の書籍で補う必要はありそうです。
アパート経営、役員報酬も節税に
不動産は費用計上可能な項目で、
会社としてもアパート経営は資産形成のみではなく、節税にも大きく役立ちます。
また役員報酬をどうしようかと悩んでいるのですが、
現在、代表社員:私と業務執行社員:旦那ですが、
旦那に業務執行社員と営業部長を兼任してもらうことで
「役員賞与」では損金不算入でも、使用人を兼任すれば「社員賞与」となり
損金算入OKになるとのこと、早速使えそうな知識も増えました。
税務調査の最前線はドラマのよう
税務調査の項目が最終章にあるのですが、もしも抜き打ち調査が来たら。。というお話です。
この章はスラスラ読めました。
抜き打ちは一旦拒否!(まずここにびっくりしました)
↓
後日日程調整→調査準備→調査当日を迎えるまで
が書かれているので頭に映像が浮かびました。
学んだ点は「相手は鬼じゃなく、同じ人間なんだ。」ということ。
おびえる前に深呼吸という感じでしょうか。
それでもやっぱり何もやましいことがなくともビクビクしてしまいそうですが。
知っておいて損はなく、細かい方法も書いてあるので、良いシミュレーションができました。
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