「私は、お金が大好きです。」のとらえ方
まぁそりゃそうだけど。。もっと大事なことがあるよ!と突っ込みたくなる。
ここに嫌悪感を抱くのが日本人の典型的な考え方だとこの本は教えてくれます。
人が嫌悪感を抱いたり、腹を立てるとき。
それは大体「図星」だからです。
見当違いのことは聞き流せるけども、どうしても突っかかりたくなるほど、
日本人は「お金」が大好きなのだと。
最初は少し嫌悪感を抱きながらも、この本を読み進めることを私はオススメします。
「日本人」と「お金」の関係
この本では「日本人はお金が大好きで、ハゲタカで、不真面目だ」と言われます。
結構きついパンチが飛んできたなと思いますが、読めば納得します。
お金の預金が海外に比べて圧倒的に高い日本。
海外は株式や保険、寄付など投資に使っています。
すごくお金が大好きな日本人は手元にがっちり掴んで離さない。
でも、その「お金」を持っているだけで安心して、使いこなそうとはしない。
それが日本人だと。
私は正直、腑に落ちました。
今までなんとなく感じていた「お金」と「日本人」の違和感を
この本はきちんと整理してくれます。
特に腑に落ちたのは「真面目」という意味をはき違えていること。
「真面目」は本来「本気であり、真剣であり、誠実なこと」だそうです。
でも日本人の多くは「真面目」=「規則を守って、形式的にやっている」ことな気がします。
そういう意味では日本人はとてもお金に対して「不真面目」だと言われれば図星だなと。
お金のことを知ろうともせずに
「お金持ちになりたいなんて浅ましい」「幸せに暮らせればお金なんて」「お金の話をするのはこそこそと」
そりゃ、お金に嫌われるなと。お金という単語をすべて「人」に変えればどれだけお金に失礼か分かります。
でも、普段平気でお金のことをそんな風に思っている自分がきっとまだ、どこかにいる。
変わらないとなとすごく感じました。
「消費」は「孤独を埋めるため」
お金の使い方には3つの種類があるというのは良く出てくる話で
「投資」「消費」「浪費」の3つですが、
普段コンビニに立ち寄って、なんとなく買ってしまうレジ横のお菓子やお茶。
これらは「孤独を埋めるための消費」と紹介されています。
私の中で名もない行動がこの本では少しずつ名前を付けて行かれるような感覚になります。
今まで日常でついつい言ってしまう言動や行動。
お金は日常と深く関わるからこそ、「お金」との付き合い方をすごく考えさせられます。
情報は自分の目で確かめる
「投資家とは、お金や仕事や会社や社会のことを、奥行きあるものとして見る事ができる人」
と書かれています。自分のための自己投資ではなく、人を信じることだと感じました。
とかく「投資といえば、お金持ちしかできない」と思われがちですが、
赤ちゃんだって立派に経済活動をしているし、学生も投資家だと。
私は貯金が大好きです。それは投資ができるからです。
ずっと貯めているわけではありません。
でもその感覚は株式投資をしたり、
不動産投資のことを考えることで見えてなかった世界が実体験できたからかなと感じます。
「体験」や「知る」ことで
「お金はちゃんと真面目に向き合わないと手元に訪れてくれない」とよく分かったのです。
短期的に儲けることができる「現実」と
真面目にユーザー目線で取り組み続ける多くの企業の「理想」の間で
ゆらゆらしながらも着実に前に進めばいいのだと感じました。
「あの人がこういってるから」「あっちの会社がこんなことあったんだって」
誰かに流されるのではなく、自分の目を開けて、しっかりとお金との付き合い方を考えようと改めて感じました。
そして、本当の意味で「お金よりも大切なこと」を見極められる人になりたいと。
マネーゲームのような金融教育より、自分の子どもにもこの本で学んだことを伝えたいなと思いました。
この本は「お金」と「日本人」に対してどこか嫌悪感を抱いているのなら、
モノクロに「見えている世界」「聞こえてくる世界」をきっとカラフルに変える
ヒントが詰まっていると思いますので、気になる方は是非呼んで頂きたいです。
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