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FP研修とは?
ファイナンシャルプランナー(FP)は資格を取得するまでで終わりではありません。
資格取得後も不動産、税など法改正は頻繁に行われますし、
今話題の社会問題などもしっかり把握していなければなりません。
そのような改正を一人で追いかけずとも、サポートしてくれるのが日本FP協会です。
毎月「FPジャーナル」という月刊誌で細かな法改正や最新の時事ネタについても掲載されています。
また、AFP・CFPは2年ごとの更新で15単位の取得が必須となっています。
単位はセミナー受講やテスト、講師、執筆などでも与えられます。
顧客からすれば「しっかり現状把握できている」という意味で安心ですよね。
国家検定である「2級FP技能検定」をより実践的に活かすためにAFP・CFPの資格には日々勉強が欠かせないのです。
ということでAFPである私は、初めてのセミナー受講に行ってきました!
プロフェッショナルFP研修が始まるまで
場所は福岡天神のNKビル地下1階の会議室でした。
10時〜16時までの1日コースで5単位もらうことができます。
今回は旦那にYOUさん(我が家の娘です)は見てもらっていました。ありがたや。
さて、地下に降りると、会議室の横にコーヒーが!
ドトールさんやりおるなと感じてしまいました。
会議室ではコーヒー飲みたくなりますもんね。商売上手だなーと思ってしまいました。
私はもうすでに隣のローソンでコーヒー買ってから来てしまったのですがw
私が到着した際にはまだ人も疎らだったので、
60名定員のセミナーにきっちり封筒が並べられていました。
間を開けてはいけないんだなと察して、端っこのほうから詰めて座りました。
執筆力は講演・相談・執筆のFP業務の中で一番難しい
10時〜13時までは「執筆力」がテーマの研修でした。1時間ずつ10分ほど休憩が入ります。
講師をされた首藤氏はCFP(1級FP技能検定)で元々新聞記者で週刊誌記者になり、その後書籍編集者へ転向されたそうです。
新聞記者と週刊誌記者はよくいるそうですが、そこから書籍編集者になるのはまれだとのこと。
今回は記者目線で執筆スキルについて教えてくださいました。
冒頭で「執筆はFP業務で一番難しい」とおっしゃっていました。
理由は「相手が見えないから」と。相談は1対1、講演は1対多数、でも読者と面と向かって会うことはできません。
相手の反応、リアクションに合わせて変える事ができないのです。相手のリクエストに応えるという意味では確かに一番難しいことだなと感じました。
タイトルが決まれば、8割書けたようなもの
この言葉が一番印象的でした。
それほどまでに「テーマ」と「タイトル」が重要なんだということです。
実用文である限り、「分かりやすい」が大前提です。
小説や教科書とは違う「マスコミ文章の基本形」というのも知りました。
よくいわれる「5W1H」は半分正解だそうです。
だれが、いつ、どこで、何を、なぜ、どのようにしたのか?という事実を伝える上で外せない項目ですが、
実用文では「分かりやすい」も大切なことなので、そういう場合には「マスコミ文章の基本形」が役に立つそうです。
その他の文章のパターンや本のタイトル3類型など、
実際の新聞記事に当てはめながら、分かりやすく解説していただきました。
実際にタイトルを考えて提出し、何名かの方が読み上げられていました。
どれも個性的で読んでみたいなと思わせるタイトルが多く、
受講している方は普段から執筆するお仕事をされているのかな?と感じました。
私はもっぱらこのブログを更新するに留まっていますがw
ブログに役立ちそうなネタばかり
実際の書くテクニックや本を出したいならどんな方法があるのかなど、
具体的な内容も多く、ブログに役立ちそうなネタが沢山ありました。
実際の内容については、この講義を受けた方だけの特権ということで。(受講料1万円ですからw
重要なことは、日々の訓練ということに尽きました。
①書けば書くほどうまくなる
②ヒットしている本から学ぶということでした。
よくキャッチコピーを考えるときに100本ノックなど聞きますが、
とにかくタイトル案を考えて、考えて、考えて、クセ付けていくと最終的にはポンポン浮かんでくるようになるらしいです。
首藤氏はポンポン浮かぶ領域になったそうです。さすがすぎますね。
お昼休憩はパルコで
13時まで、しっかり講義を受けたところで、お昼の休憩を1時間挟みました。
近くのパルコでお昼ランチを。
隣の席に座っていた女性と、色々話しながら食べました。
その方は熊本から来られていたり、その隣の席の方は北九州から来られているそうで、
中々、九州でのセミナー自体が少ないので皆さん積極的に参加されていました。
著作権は知らないことだらけ
午後の部14時〜16時までは「著作権」についてです。
講師の金井氏は、28年弁護士をされているそうです。96年よりコンピュータ言語を学び、自分でHPも作っていたそうです。
弁護士として受ける仕事はフランチャイズなどの企業弁護、コンピュータ関連のみで、専門じゃない仕事は他の弁護士さんをご紹介されるそうです。
病院の内科医、小児科医と同じように、弁護士にも専門があるそうです。
なんでもかんでも受けずに専門分野に特化するということで「著作権」は専門中の専門。講師にはぴったりな方でした。
グラフや総計データ自体に著作権はなかった
著作権と言われると、誰かが創作したものすべてという勝手なイメージを持っていたので、
グラフや統計データも著作権が発生するものなのかと思っていましたが、
厳密には、違うそうです。統計データやグラフの解説は文章なので著作権が発生するけども、
グラフはただの数値なので、著作権は発生しないそうです。
これだけでも著作権について、知らないことばかりだなと考えさせられました。
引用の使い方にはご注意を
「著作権」講義の中で一番印象的だったのは、引用の使い方です。
各業界ごとに引用の仕方は決まっていて、経済学、出版社ごとでも文献引用の方法が違うそうです。
ブログ等でもよく引用させてもらっていますが、
しっかりと引用の仕方を学んだ人間には「引用の仕方が間違っている」と思われるので、
知らない間に信頼を損なうことがないよう、引用の方法もしっかり学ぶべきだなと感じました。
【執筆力・著作権】FP研修まとめ
新しい分野の勉強にもなったので意義のある時間でした。
これで単位がもらえるなら、セミナー受講はまた機会があれば是非参加したいです。
5時間という長丁場ではありましたが、飽きることなく楽しめました。
まずはこのブログで少しでも今回のセミナー内容を踏まえて分かりやすい文章にしていけるように
日々精進したいと思います。
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