陶磁器を求めて、佐賀・伊万里市まで行ってきましたので、
レポートがてらまとめておきたいと思います。
今回は伊万里焼。
旦那の「丼ぶりが欲しい!」から始まって、
前日にカーシェアを借りて、行くことが決まりました。
この記事の目次
伊万里焼とは?
伊万里焼と有田焼って全く別物だと思っていたのですが、
産地の名前が違うだけでほとんど似たようなもののようです。(旦那曰く・・
今回向かった秘窯の里「大川内山」は
元々延宝3年(1675年)から廃藩置県(1871年)まで佐賀鍋島藩の御用窯が置かれており、
将軍家や諸大名などへ献上する高品位な焼き物が焼かれ、「鍋島」と呼ばれているそうです。
30数軒の窯元がその伝統技法を現在の伊万里焼に受け継いでいるとのこと。
伊万里鍋島焼会館にて
旦那がなんとなく目指した「伊万里鍋島焼会館」は
大川内山にある、最初のスポットでした。
楽焼に挑戦できたり、
金曜のみですが、実際の絵付けなどを見学できるようです。
私たちは車を降り「伊万里鍋島焼会館」で陶磁器の展示を見て、
伊万里焼ってこんな感じなんだなーと思って外へ出ようとしたら、
一枚の地図に出会い、事態を把握しました。

沢山の窯元が軒を連れている!!
旦那もなんとなく窯元を目指してきたようなのですが、
まさかの30数軒・・探し回る手間が省けたのでラッキーでした。
youさんはベビーカーで何軒か入れない(急な坂とか、段差があるとか・・)
ところもありましたが、早速一通り回ってみることにしました。
いざ、秘窯の里・大川内山みて歩き

外にも陶器で出来ていそうな地図が!こういう案内板は素敵ですよね。
喫茶スペースを兼ねた「焼物と喫茶」
さて、この地図の隣にある喫茶スペースを兼ねた「焼物と喫茶」は、
伊万里鍋島焼会館を訪れた後に向かう方が多そうなお店でした。


店内は伝統的な伊万里焼の要素は壁一面の棚に並べられており、
もう少しお手頃な小物類(箸置きやお茶碗など)は真ん中の台に多くありました。
始めに回ってもいいですし、我が家の場合は敢えて最後にしました。
お店の中には4軒ほど喫茶店が併設されているところがあります。
疲れた時には、立ち止まって休めるので嬉しいスポットです。
訪れる人々は?
お客様の年齢層は50代、60代の方が多く、団体で来られていました。
ちらほら同年代の方もいました。
陶磁器を好きな方がじっくり回ってみたい場所ですから想定通りですね。
また、中国人観光客の方は何店舗かで遭遇したのですが、
結構な量の紙袋を提げていたので、
中国の方向けにもう少し案内板など整備してあげても良いかなと感じました。
煙突も味がある!連なることで気づく個性

歩いていると度々目にした煙突。味がありますよねー窯元巡ってる感が出てます。
30数軒回っていて気づいたことは
伝統的な伊万里焼を継承している陶磁器ももちろんありますが、
それぞれの窯元で全然違った個性があるなと感じました。

定番のものもあれば、

ちょっと今のデザインに寄せてきているようなものもあります。

店の看板も個性的です。

落ち着くようなイメージもあれば

店構えからして、ちょっと私たちのような若輩者では入るのに勇気がいりそうな威厳もあります。
このように軒を連ねているからこそ
個性が必要なのかも知れません。
お店の中で写真を撮るのは、控えていたのですが、
プレゼントに喜ばれそうな品で印象に残っているのが「透かし彫りビアカップ」です。

私たちが見た時は桜verもあったのですが、ビアカップに透かし彫りって素敵すぎます!
ビール好きな方などのお祝いの品で是非贈ってみたいなと思います。
伊万里焼:今回の購入品
さて、実際に手に入れた丼ぶりはこちら


波打ったような青が特徴的ですよね。
沢山回ったのですが、買ったのは1軒目の「安土窯」でした。
すべて回った後に買いましたが、巡り合わせはあるのでしょう。
置かれている品々が旦那の好みとドンピシャなお店でした。
ちなみに真ん中の赤いコーヒーカップは私が買ったものです。
ちょうどコーヒーカップが新しく欲しかったので便乗しました。
秘窯の里・大川内山の感想まとめ
秘窯の里・大川内山は伊万里焼を知らない方、知っている方どちらでも楽しめる場所だと思います。
古伊万里と呼ばれる伝統的なものや現代のデザインも沢山ありますし、
福岡からなら高速利用で1時間半ほどなので、興味のある方は是非足を運んでみてください。
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