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日経平均株価20,000円台が続く中・・
株式投資は法人化する際の元金にするため、一旦売却していましたが、
会社の売上も見えてきたので、売上の中から100万円株式投資を行うことにしました。
今回も私はそんなに乗り気じゃなかったです。
旦那が「とにかく投資を行わないともったいないから」と。
乗り気じゃない理由は日経平均株価2万円台突入が一番の要因です。
去年から異様な勢いで上がり、4月からは2万円台に突入し、最近では2万円台に見慣れてきたほどです。
ただ、2万円台の理由をしっかり理解することで株への投資を考え始めました。
日経平均株価20,000円台が続く理由を知る
ROE(株主資本利益率)革命って?
日経平均株価がなぜ20,000円台まで伸びたのか?
その一つの要因として「ROE革命」と呼ばれるものがあります。
ROE=株主資本利益率という会社の収益性を表すものです。
2015年2月に運用する投資家向けに「日本版スチュワードシップ・コード」が導入され、
2014年12月には企業側には「コーポレートガバナンス・コード」が制定されました。
日本は現在、平均ROEが8%でアメリカの17%の約半数にも満たない状態です。
ROEは資金力があるということなので、安定した経営が見込めると判断され、安心して投資できます。
簡単に言えば、「もっと各企業の体力を上げないと株価伸びないから、政府で基準を導入するね」って話です。
ROEで資金力が上がれば、発行済株数が減った分、1株あたりの純利益は上がります。
海外投資家はそもそも日本の潜在的な力を信じて投資してますが、
資本力があれば、より安定して株を買って貰うことができます。
そんな規定が増えたことで、
①企業側は自社株買いが始まる
↓
②自社株を買う企業はより投資家からの人気も高まる。
↓
③株が上がれば、利益が増えるので、従業員や株主に利益を還元できる
上記のような、正のスパイラルにはまり、
あれよあれよと2万円台に突入したのです。
その他にも、
2014年4月から始まった消費税増税が2015年4月で前年同月比で上回ってきたり、
企業自体が設備投資を増やして、生産力が高まっていたり、輸出がしやすい環境であったり・・
いろんなことが相まって15年ぶりの2万円到達に押し上げたと言われています。
市場の動きはもちろん重要ですが、
個々の会社をしっかり分析していけばほしい株を見つけることはできます。
私は熟考するつもりで、とにかく1週間、時間をもらって投資先を考え始めました。
今回の投資先まとめ
フルキャストHD(人材サービス関連)
短期特化の人材サービスを行い、紹介だけでなく、給与管理代行なども行っています。
旦那は以前もそうでしたが、人材派遣サービスの株は絶対に上がるということで買いました。
今後、顧客企業におけるアルバイトのマイナンバー管理代行サービスを16年1月始動することが決まっており、
スタッフ向けスマホサイトを強化するなど前向きな材料が多いです。
ROEも21%と高く、PERも割安だったので、買いました。
注文単価は755円でしたが、7/17時点で969円+42,800円(+28.34%)となっています。(200株保有中)
ピジョン(育児用品)
ここは育児用品の国内トップであり、いつもお世話になっている会社です。
私が応援したい!という気持ちが強かったというのもありますが、介護用品にも強く、海外だと欧米や中国で人気です。
そう、中国が売上の33%と大きなシェアを誇っているのです。なので、今回の中国株の暴落で少し株価が下がりました。
ただ、軽微とは言われています。「追加緩和など中国には政策余地があるため、株価下落に歯止めが掛かるとの期待が強い」という見方もあり、
中国の爆買いはまだまだ続くのではということで、、不安も残りますが、ピジョンの品質も信用してますので買いました。
注文単価は3,740円で、7/17時点で同じく3,740円となっています。一度大きく落ちましたが盛り返してきました。(100株保有)
帝人(繊維製品)
ここは私はCMのイメージが強いのですが、旦那が買いだ!とのことなので買いました(おいおい
企業の決算短信ももちろん確認しました。
独立系の合成繊維大手で15年5月21日に、子会社の帝人ファーマが創製した高尿酸血症・痛風治療薬
「フェブリク錠(一般名フェブキソスタット)」が、「平成27年度 全国発明表彰」において「内閣総理大臣発明賞」を受賞しました。
ROEは8.7%と平均的ですが、設備投資に力を入れているので今後に期待という部分と大手にしてはPER18倍と割安なので、良いかなと。
注文単価462円で7/17時点で470円+8,000円(+1.73%)となっています。
今後の株価の値動き
今後の値動きとしては、ギリシャ危機の懸念や中国株などのリスクもありますが、
一番恐れているのは、安倍政権の支持率が30%を切ることです。現在39%と言われ、
低下の要因は「安全保障の関連法案」の強行可決や新国立の莫大な建設費など色々あります。
このまま支持率低下していくことを恐れ、本日、新国立競技場は「白紙に戻す」と発表されました。
これが歯止めになるかは微妙なところですが、30%を切ると翌年には政権交代することが多いので、
アベノミクスが株価へ多大に影響しているのは否めないので、この辺りの動向もしっかりチェックしていきたいと思います。
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