FPの勉強から見えてくる暮らしのあれこれ【不動産編】

FPの勉強で暮らしの「?」が「!」になる

日々の暮らしの中でちょっとした疑問や
あまり意味を理解していない用語が沢山飛び交っています。
FPの勉強をしていて感じた暮らしのあれこれについて、少し勉強のアウトプットを兼ねてまとめてみることにしました。

不動産編

上層階ほど狭くなる斜めなマンションってなんでだろう?

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散歩しているとたまに出くわす上部の写真の丸で囲んだような建物。
「なんでこんな上にいけばいくほど、狭くなっているのだろう?」と思ったことありませんか?
私はいっそのこと、斜めになるくらいなら上の階はなくてしまえばいいんじゃないか?と思っていました。

建築基準法での制限

これは建築基準法【私たちが安心して健康な生活が営めるよう最低限の建築物の規制】という規制の中の
建築物の高さ制限「斜線制限」と面積制限である「建ぺい率、容積率」が原因です。

斜線制限は道路や隣地の採光・通風などの環境を確保するため、建築物の高さが制限されています。
たしかに5年前に建てた12階建てマンションの前に20階建てのマンションが建てられたら、採光なんて取れないですもんね。

なぜそこまでして斜めのマンションを建てるのか?

でも、なぜそこまでして刀で斜めに切られたような(私の主観です)マンションにする必要があるのか?
それは「容積率」は住宅系用途地域だと40%程度、「建ぺい率」は市街地だと30%〜60%という点です。

建ぺい率というのはなんか聞いたことあるなーという方もいると思いますが、
容積率は建築物の延べ面積÷敷地面積×100で求められます。(延べ面積は床面積の合計です)
建ぺい率は建築面積÷敷地面積×100で求められます。(建築面積は真上から見たときの一番広い面積です)

建築する側としてはそもそも市街地では建てられる面積が狭いので、
できるだけ許可された面積いっぱいまで建てたいものです。
そしてギリギリまで建てたい結果、斜線制限により斜めになることを余儀なくされるのです。

斜線制限のあれこれ

ただ、「道路・隣地・北側」という3種類の制限があり、
私のイメージできる採光は隣地と日の入りにくい北側
道路は上空を確保するために設けられたものというのは意外でした。
たしかに大通りなどの道路が建物の建築のために採光がなくなるのも理不尽かもしれません。

保育園の開始日延期のニュースを都市計画法から考える

つい最近話題になっている「保育所作りたくても… 住民が騒音など懸念、延期相次ぐ」というニュースをご存じでしょうか?

4月の入園募集を始めていた東京都内の認可保育園が、開園を延期していたことがわかった。子どもの声による騒音などを心配した住民から反対運動が起きたのが原因。待機児童数が全国最多の東京では、子どもの声を騒音規制の対象から外す都条例が4月1日に施行されるが、抜本的な解決につながるかは未知数だ。

私も娘がいる立場なので少し残念な気持ちになったニュースでもあります。
ただここでよく議論になったのは子どもの声は「騒音に値するのか?親のマナーも懸念されているのではないか?」
という点ですが、FPの勉強をしていて違う感想を持ちました。

ドラえもんにも都市計画法?!

ドラえもん「のび太の地底国」という回で都市計画の大事さの話が出てきます。
ある日、[どこでもホール]という道具でのび太が地底に大きな洞窟を発見し、子どもだけの国を作ろうとします。
ただ、みんな好き勝手に建てて、道路はめちゃくちゃ。
町の秩序は保たれずにドラえもんがミニ竜巻を起こして、一回すべての建築物を壊してしまいます。
そこから、出来杉くんの発案により、みんなで話し合って都市計画を行います。

だいぶ話がそれちゃいましたがw
都市計画法という法律の中に、「用途地域内の建築物の用途制限」というものがあります。
簡単にいってしまうと、住宅のど真ん中に映画館などの施設や工場は隣接できませんよという話です。
つまり、街の中で私たちが安心して健康な生活が営めるよう、最低限の規制が設けられているということです。

用途地域内で制限なしの建築物って?

ただ、その中ですべての用途地域内で建築可能なものがあります。

それは「神社・寺院・教会・保育所・公衆浴場・診療所・巡査派出所」です。
たとえ工場地域でも商業地域でも住居地域でもこれらは原則、建築して良いのです。

つまり、宗教の自由や健康でありたいと思うこと、警官により街を守ってほしいという思いと同じくらい、
保育所というのはどの地域であっても必要だという思いがあるのではと感じたのです。

もちろん、住民の閑静だった町並みが損なわれたくない気持ちも分かりますが、
地域にとって何が求められているのか
私はFPの勉強をして、ニュースをまた別の角度から感じる機会を持つことができました。

まとめ

今回は不動産に関連した部分を少しまとめてみました。
ほかにも、保険や相続、金融商品や経済ニュースなどいろんな用語を聞くたびに
FPの勉強は暮らしの「?」を「!」にする手助けをしてくれるように感じます。
これからも勉強のアウトプットがてら、ちょこちょこまとめていこうと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

naoko

・合同会社BLEND 代表
・Webコンサルタント
・日本FP協会 AFP(Affiliated Financial Planner)
・投資家(株式、不動産)
福岡在住の29歳。
リクルートでの営業、やずやでの通販業務、(株)ペンシルでのコンサルティングを経験後、出産を機に退職。
子育てをしながら起業。
合同会社を設立し、IT関連の仕事をしつつ、株や不動産に投資し、資産運用に取り組み中。
現在の不労所得は月10万円